株木建設の創業は大正10年。2021年に100周年を迎えた会社です。
受け継がれた伝統と、新しい技術を融合した企業としてこれからも進化していきます。
株木建設は、中堅企業としての特色を活かし、オールマイティな技術者を育成しています。
若いうちから幅広い経験と知識を身に付けることができます。
株木建設の平均勤続年数は20年以上。
安心して働き続けられる環境や制度が整っているので、社員の定着率が高いことが自慢です。
株木建設の前身である「株木工業所」の最初の事業は飛行場建設でした。以後、道路やダム、空港などのインフラづくりから、商業施設、スポーツ施設、マンションなどの建築事業まで幅広い建設工事を手掛けています。
３次元計測や設計データなどのICT（情報通信技術）を積極的に活用した道路工事で、今まで人の手に頼っていた測量業務などが大幅に減り、工期や費用が削減されました。この現場では複数の関連工事が点在していましたが、分割して測量を行い、後にデータを合成するなど、ICTの技術を結集して完成しました。
「世界最大水深の防波堤」として平成22年にギネス世界記録に認定された釜石港湾口防波堤。しかしその翌年、東日本大震災の津波でその大半が損壊しました。本工事は復旧計画の最後を飾る工事で、想定を超える高さの津波が発生した場合にも減災効果を発揮する「粘り強い構造」を採用し、堤防の早期復旧を実現しました。
この工事はトンネルの起点と終点の両側から掘削し、中央で貫通させる工法で終点側の工事会社と綿密な打ち合わせを行い、誤差なく貫通したトンネルです。現場では一般の方々を対象にした見学会を28回実施し、延べ約500人の方が訪れました。当社では工事現場の魅力を積極的に発信しています。
住民の90％が漁業に携わる花露辺（けろべ）地区。東日本大震災はここにも甚大な被害をもたらしました。住民と行政で「防波堤を作らないまちづくり」を計画し、当社も宅地造成に協力しました。住民の方々の要望を聞きながら密にコミュニケーションをとり、復興工事を進めました。
築50年経過していた知手配水場を新たに築造しました。配水塔は高さ42メートルの高層構造物で、神栖市の新たなシンボルタワーとなっています。神栖市は浜風が吹く地域なので、風速計を常に確認しながら風の弱い時間を見つけては荷揚げをするという労力のかかる施工でしたが、無事故で竣工を迎えました。
当社が設計と施工を行ったマンションの新築工事です。建物の形状や色彩だけでなく、外周部の歩道を配したり、四季折々の自然が楽しめる「センターガーデン」や、家庭菜園を体験できる「アーバンファーム」など、都市居住の快適さと郊外の豊かな自然を兼ね備えた住空間を実現し、グッドデザイン賞を受賞しました。
江戸時代には徳川御三家のひとつ水戸徳川家の居城であった水戸城。その多くは戦火で消失してしまいましたが、水戸市は建造物の一部を再建する事業を進めてきました。当社は「二の丸角櫓」と周辺の「土塀」工事を受注し、当時の材料と伝統工法を使って実施。歴史的観光資源として注目されています。
東日本大震災で被害を受けた旧体育館の跡地に建設した体育館です。災害復興のシンボル・市民活動の中心施設としての役割の他に、災害時の避難施設としての一面を持っています。建物部分を当社の建築部が、駐車場などその他を土木部が担当し、両部門が協力して完成した建物です。
この工事では女性職員が2名配置され、女性の協力会社スタッフもおり、女性の視点を取り入れた作業環境となりました。「けんせつ小町」とは建設業で働くすべての女性の愛称で、これまで男性中心だった建設業界で「女性が活躍できる環境づくり」への取り組みに、当社も力を入れています。
6000平方メートルを超える敷地に木造平屋建ての建築物が13棟連なる日本でも有数の一体的な木造校舎です。木造建築は使用する材料の種類が多く、建築手法も通常の建築物とは異なるので施工管理が複雑になります。当社の技術を結集し、日本の木造建築の魅力を次世代へつなぐ建築物となりました。
株木建設は仕事に誇りを持って生き生きと働く若手社員がいます。そんな社員のみなさんに、仕事のやりがいや株木建設の良さを語ってもらいました！
株木建設では現場でのOJTを中心に、段階別の育成制度を整えています。資格支援制度も充実しており、確実にスキルアップを目指すことができます。
株木建設に興味を持ってくれた方に、当社の福利厚生や採用に関する情報をご紹介します。
株木建設は建設業だけでなく、多彩な事業を展開しています。セメント会社やリサイクルセンターなどのほかに、上野駅前に展開している駐車場「上野パーキングセンター」、山梨県にゴルフ場、そして「第一フラワー」というお花屋さんも！
株木建設は、都市開発、環境整備、不動産などにも事業フィールドを広げ、全国的なスケールで事業を展開する総合建設会社として発展を続けている会社なのです。
第一フラワー
ウッドストックカントリークラブ株木建設の発祥の地は茨城県土浦市。初代の社長である株木政一が1921年（大正10年）30歳の誕生日に独立を決意し、株木建設の前身である「株木工業所」を設立しました。政一は霞ヶ浦海軍飛行隊の飛行場建設に全力を傾けました。その姿が当時、霞ヶ浦航空隊副長であった山本五十六大佐（後の元帥）の目にとまり、そこから全国20ヶ所以上の飛行場建設工事につながっていきました。
初代社長・株木政一
甲府飛行場建設工事終戦翌年の1946年（昭和21年）、国内の食料事情が極端に悪化しているなか、初代社長の政一氏は耕地造成と農業技術者育成に乗り出します。霞ヶ浦の干拓に11年の歳月と巨費を投じて農業地を作り、さらに農業学校（現在の国立茨城大学農学部、私立霞ヶ浦高等学校の前身）を設立し、食料増産に貢献しました。一企業の営利追求より国家や社会の行く末を考える、そんな創業者の想いが、今も脈々と引き継がれています。
霞ヶ浦農科大学附属農学校
霞ヶ浦干拓地の現在
インターンシップ情報は日程が確定次第更新しますので、参加希望者はそちらよりエントリーお願いします。